ストレスからくる過食解消の近道は、やめようと頑張らないこと
会社で理不尽な上司にイライラ、残業続きでぐったり、ダイエット中で常におなかが鳴っている……そんな状況が長く続くとついつい過食、いわゆるドカ食いをしてしまうという若い女性は、年々増えてきているとか。外で働いている女性だけに限らず、女子大生の六割近くに過食の経験があるという報告もあるそうで、今や過食は珍しい事例ではないのかもしれません。でも、深夜にケーキやドーナツを五個も六個も平らげたり、そのあとで吐いてしまったり、おいしいと思ってもいないのにただひたすら食べ物を口に押し込み続けたり……そんな状況を作ってしまう自分を自分で責めたり、太る恐怖におびえたりするのは決して気持ちがいいものではなく、何とか改善したい!と願っている女性も多いはず。でも、やめよう、頑張ろう!と意気込む気持ちが、余計に自分にプレッシャーをかけてストレスをためこんでいることもあるんですよ。
過食の解消にはとにかく、やめようと頑張らないことが大切です。そもそも人が過食に走るのには、二つの理由があります。一つは心の栄養不足。ストレスですね。もう一つは体の栄養不足。ダイエットや健康を意識しすぎてローカロリーなものばかり食べていると、エネルギーや血液を作り出す栄養が足りず、結果、頭で抑えている以上に体からどんどん食べろという指令が出てきてしまいます。だから、ストレスをためないようにして、かつ体をきちんと動かせるようにバランスのとれた食事を常日頃からしていれば、過食は起こらないはずなのですが、食べることに罪悪感を抱いてしまっていると、なかなか思うようにいい食生活はおくれません。食べたら太るかもしれない、という意識から食べる量を控え、その反動できたドカ食いの波に乗って食べてしまった後、また、こんなことしてたら太ってしまうからやめなきゃ、と自分を責める。食べることを悪いことだと思っている限り、このループからは抜け出すことができません。
まずは食べることは悪いことではない、と自分に言い聞かせましょう。すぐにはうまくいかなくて、またドカ食いしてしまっても、「これはストレス解消の儀式なんだ」というくらいに軽く考えるようにしましょう。甘いものも、脂っこいものも、ストレスと戦うため必要!と思って前向きに食べることです。そうすればおのずと、心と体の栄養バランスがとれてきて、ストレス解消の儀式も必要なくなることでしょう。